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4日ほど下痢が止まらず、天下の正露丸を飲んでも治らないため病院に行くことにしました。
文字メインだから読みずらくてごめんなさい。
重要なことはこの二つ。
・よほど緊急じゃないなら、病院行く前は予約しろ、少し安くなるかもしれない
・保険は後から還付なのでクレカか多めに現金持っていかないと払えない
会社で入っている保険の対象がビンメック国際病院との事で、ホーチミンで初めて病院に行くことに。
ビンメック国際病院はランドマーク81のすぐ近く。
入口入ってすぐの受付みたいなところで「下痢の症状があります、初めて来ました」のGoogle翻訳を見せると、「エスカレーター降りてB1のAカウンターに行って」と案内されました。基本スタッフの人、看護師さん、お医者さん、みんな英語通じる。
Aカウンターに行ったら「予約はしてるか?」とのこと。
いや、初診で何も知らんから予約してないよ、、、、と内心思いながら、「してないです」と言ったら予約なしの診察は料金が高いそうです。(予約なし1,000,000VND 予約あり600,000VNDくらいだったように思う)
見てもらえるんだったらそんなんどうでもいいわい、と思いつつ、A4の初診票みたいなやつに色々書いて渡したら、カルテみたいなのくれました。そして、あの診察ルーム行って渡してーみたいなことを教えてくれました
診察ルームでカルテを看護師さんに渡したら「予約してる?」ってまた聞かれ、「してない」って言ったら「なんでしてないの、待つけどいい?」とどこかで聞いたやりとりをもう一度、、、
こちとら下痢で4日もまともに飯食ってなくて体力もないんやぞ、、、、と思いながら「待つからいいよーー」と答えると、「呼んであげるから座って待ってて」とのこと
そしたら10分くらいで看護師さんに呼ばれて、今の症状について、身長体重についてなんかを聞かれて、別の診察に回されてまた待っていてーとのこと。
ここまでで1時間。
そこから30分くらい待って、呼ばれると今度はお医者さんと通訳兼診察してくれる女医さんみたいな方に症状を伝え、下痢だったのでお腹の触診など。
血液検査とエコー検査しましょうってことで、検査の前に前払い。
基本検査は前払いみたい。
診察、血液検査、エコーまでで2,000,000VNDくらいでした。
この時、「あなたの社会保険だと、これくらい還付されて、もう一つの保険でカバーできるとしたら、後からカードに返金されるよ」との説明あり。
先に払える金がないと詰む。
カルテに書いてあるこの番号の部屋に行ってねと言われ、自分で血液検査の部屋へ。
多分上手な人でした。久々の血液検査だった、椅子の作りからして、基本左腕から取るっぽい
献血に狂ったようにいっていた頃が懐かしいですね、ここまでで2時間ぐらい
エコー検査はEゾーンのカウンター(B1)だったんだけど、12時から1時間どうやら病院全体の休憩時間だったようで「13時になったら呼ぶね」と言われ、ただ待ちぼうけ。
でも病院内Free Wi-Fiがあるので、スマホの充電さえあれば全然暇潰せます。
あと朝10時辺りは、高級病院だからか、バイオリンの生演奏とかしてた、優雅な朝in病院。
呼ばれて看護師さんに連れて行ってもらってエコー。
下腹部右下めちゃくちゃぐりぐりされて、え、下痢だけど大丈夫かね、出ないかね、、、元から痛かったのか、今痛いのかわからんと思っていたら
聞いたことない英語を言われました。
「すみません、、、その言葉の意味を知りません、今スマホもカバンの中で、、、」と伝えたらGoogle翻訳してくれ、「今まで虫唾炎になったことがあるか」の文字。
な、ないけど、、、、え!?盲腸!?
一瞬で「お金ないけど手術になったらどうしよう、、、」と不安になりました
いやしかしめちゃちゃいたかったな、エコー、、、、流石に赤ちゃんいる時のエコーはあんなにぐりぐりしないんだろうね、潰れちゃうよね、、、、
なんかわかんないけど、右下下腹部になんかあったらしくて、CTもしたほうがいいんじゃない?みたいなことをそのエコーしてくれた女医さんが伝えてくれた
最初に診察してもらったお医者さん女医さんコンビとまたお話しするタイム。
血液検査の結果、何かの値だけ高かったらしい。私の英語力では理解不能。
そしてCT勧められた。
CTの中でも、なんか薬打って撮ったほうがはっきり写るよ、それにしますか?と言われ、「これ断れるんかな?ようわからんからOKしとこ」ということでOKしました。
検査の前にまた前払い。
また、カルテ渡して少し待ったら出てきた金額5,000,000VNDぐらいの金額が出てきました、、、日本円で、3万くらい、、、、まあそれくらいするよね、、、、これで手術とかになっちゃったらどうしよう、、、、ドン持ってないなー、、、、、、破産して日本に帰国かな、、、、、って色々よぎりました。
払っていざCTスキャンへ。
人生で3回か4回目のCT、病院通いの多い人生なので。
14時30分からです。と言われて座って待ってたら、14時15分くらいに呼ばれて検査着に着替え。
「え、これパンツまで脱ぐの脱がない???」と思いながら結局パンツ一丁で検査着きたけど何も言われなかったのでよかった。
着替え終わったら外の椅子で座って待っててくださいね、と言われ座っていたら「すみませんCT故障して45分待ってもらうことになりました」と言われるなど。
もう着替えちゃったので「待ってればいいんですよね???」と聞き直し、スマホいじりながら待機。
30分ぐらいで呼ばれて、造影剤の管を刺すためにお呼ばれ。
右腕だったんだけど、私右の静脈出にくいんですよね、、、、不安になりながら長めの針が血管を通るのを天井を見つつ感じました。
こんな感じで、右腕にこれが刺さったままCTの部屋へ移動。肘曲げていいのかわからず変な動きで移動。
CTの検査技師さん?がフレンドリーな感じで、息吸ってっていってる時は吸って、止めてっていったら止めるんだよ、みたいなことを言ってくれてた。ちょっと???ってなってたら、「日本人?日本語の設定にしておくから大丈夫、心配しないで」と言われました。
体勢は、なんとこの針がブッ刺さっている腕を頭の上で組むという、、、、
頭の上から造影剤のチューブと繋いでたっぽい。
いざCT始まると「息を吸ってください、止めてください」という日本語音声流れてきてちょっと安心。
初めは造影剤なしで多分撮ってたと思うんだけど、途中で造影剤入った瞬間ちょっと鼻にアルコールみたいなのが抜ける感じがして気持ち悪かったですが一瞬でした。
そんなこんなで終了。
造影剤の管を抜く前に15分座って休憩タイム。
管抜いてもらったら、現像まで1時間かかるとのことで16時15分まで診察ルームの方で待てとのこと。
最後の診察。
結果は、お腹の影も問題ないものだったようです、とのこと。
念の為1週間この薬飲んでね。下痢の薬は下痢止まったら飲むのやめてね、とのこと。
下痢の原因はなんだったんや、、、私が聞き取れてないだけなのか???と思いつつまあ薬もらえたからいいか。
時刻は18時。病院きてから8時間ほど経過。診察は終了したようで、病院内はもう私ともう一人しかいないような状態。
最後、保険の申請をしてくれるらしく、私が社会保険と会社が入ってくれてる保険みたいな両方出したら、社会保険が30分、会社の保険?が45分待つよとのこと。
システムがさっぱりわからんのでとりあえず待ちました。
そしたら、最終的に私の保険のカードに書いてある名前が本名と一致しないから申請できないとか言われ、処方箋もらって、後から保険自分で申請してみたいな書類もらってやっと終了。
薬は500,000VNDくらいだったか。
薬局は1階に。
処方箋渡して5分くらいで呼ばれた。
飲むタイミングを教えてもらって、ようやく終了。19時、、、、9時間近く病院にいました。
ほんと、海外で病院行くってしんどいな、ってインドで付き添いがいた時でさえ思ったのに、一人で行くと尚更しんどい。マレーシアの時は同僚がついてきてくれたけど、今回ほんと一人だったから、、、、
とにかく健康が第一だなと再認識した日でした。
「盲腸と言われた時に撮ったCT1グッズ」
ベトナムで盲腸の可能性があると言われ、撮影された私のCT画像。全3種類ございます。人体の内部を覗く新鮮な体験ができ、特にスケルトンファンにはおススメです。診察諸々費用は5万円と高額だったので、早く取り返したいです。